茨城県

茨城県の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

茨城 観光ガイド

茨城県の観光・旅行 Info

茨城県は自然豊かな風景や歴史的な名所、美術館や科学館など、多彩な観光スポットが魅力です。首都圏からのアクセスも良く、日帰りや週末旅行にも最適です。以下では、特に人気の高い観光地をいくつかご紹介します。

偕楽園(かいらくえん)

日本三名園の一つ

水戸市にある偕楽園は、金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ「日本三名園」の一つです。梅の名所としても有名で、毎年2月から3月には「水戸の梅まつり」が開催され、多くの観光客が訪れます。

見どころ

大洗海岸・大洗磯前神社

海と信仰が融合する神聖な地

大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)は、海に面した鳥居が特に有名で、日の出の絶景スポットとしても知られています。近隣の大洗海岸では磯遊びや散策を楽しむことができ、大洗アクアワールド(水族館)も人気です。

おすすめポイント

袋田の滝

日本三名瀑の一つ

袋田の滝(ふくろだのたき)は、大子町にある壮大な滝で、高さ120m・幅73mを誇ります。四季折々の風景が楽しめ、特に紅葉の時期や冬の氷瀑(ひょうばく)は圧巻の美しさです。

アクセスと周辺情報

筑波山

山頂から関東平野を一望

筑波山(つくばさん)は標高877mと比較的低いながらも、「西の富士、東の筑波」と称されるほどの美しい山です。登山やケーブルカー、ロープウェイで気軽に山頂を目指すことができ、山頂からの眺望は絶景です。

楽しみ方いろいろ

国営ひたち海浜公園

四季の花が彩る広大な公園

ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園は、春のネモフィラ、秋のコキアなど、季節の花が広大な敷地に咲き誇ることで有名です。園内にはサイクリングロードやアスレチック施設もあり、家族で1日中楽しめます。

ベストシーズン

茨城県のグルメガイド

茨城県は自然の恵みが豊富で、海と山の幸を活かした食文化が魅力です。旅行の際には、地元ならではの味を堪能し、魅力的なお土産を持ち帰るのも楽しみのひとつです。以下では、茨城県の名産品、ローカルフード、人気レストラン、おすすめのお土産についてご紹介します。

茨城の名産品

納豆

水戸納豆は全国的にも有名な茨城の名産品です。藁に包まれた昔ながらの製法の納豆から、現代風のパック納豆まで多彩な商品があります。

干し芋

ひたちなか市や那珂市を中心に生産される干し芋は、自然な甘みと食感が特徴。無添加・無着色で体にもやさしいおやつとして人気です。

メロン

鉾田市は日本有数のメロンの産地で、「アンデスメロン」や「クインシーメロン」などの高級メロンが栽培されています。

茨城のローカルフード

けんちんそば

精進料理のけんちん汁をベースにした茨城の郷土料理。根菜と豆腐が入った素朴で滋味深い味わいが特徴です。

あんこう鍋

冬の味覚として有名なあんこう鍋は、茨城の沿岸地域、特に大洗や日立で親しまれています。ぷるぷるとしたあんこうの身とコクのある味噌仕立てのスープが絶品です。

スタミナラーメン

水戸発祥のB級グルメ。甘辛い餡と炒め野菜、レバーなどをのせたパンチのある一杯で、県民に長年愛されています。

人気のレストラン・食事処

ぬりや(納豆料理)

水戸市にある老舗食事処で、納豆を使った創作料理が楽しめます。「納豆御膳」は観光客にも人気の名物メニューです。

やまに郷土料理店(あんこう鍋)

大洗町で人気の郷土料理店。冬季限定のあんこう鍋は、本場の味を堪能できると高評価です。

大進(スタミナラーメン)

水戸市のラーメン店で、元祖スタミナラーメンを提供。甘辛い餡がクセになる味わいで、地元民にも観光客にもファンが多いです。

茨城のおすすめお土産

水戸納豆(藁納豆・ドライ納豆)

水戸駅や高速道路のサービスエリアで購入可能。最近はドライ納豆納豆スナックなど手軽に食べられる商品も充実しています。

干し芋スイーツ

干し芋を使った羊羹やクッキーなどのスイーツも人気。上品な甘さで、女性や年配の方にも喜ばれるギフトです。

メロンゼリー・メロンバームクーヘン

鉾田市産メロンを使用した加工品。ゼリーやバームクーヘンは日持ちもするため、お土産にぴったりです。

亀印製菓の銘菓「水戸の梅」

白餡をしっとりとした生地で包み、赤しその風味が香る和菓子です。水戸を代表するお土産として長年愛されています。

茨城県の季節の祭り・イベント

茨城県では、四季を通じてさまざまな祭りやイベントが開催され、地域に根ざした文化や歴史に触れることができます。以下では、代表的な祭り・イベントと、茨城ならではの特徴的な文化や風習についてご紹介します。

代表的な祭り・イベント

水戸黄門まつり(8月上旬・水戸市)

水戸藩の藩主・徳川光圀公(黄門さま)を称える夏の一大イベントです。市内を練り歩く「水戸黄門パレード」や、約5,000発の花火が打ち上げられる「水戸偕楽園花火大会」、地元団体による「水戸黄門カーニバル」など多彩な催しが行われます。

土浦全国花火競技大会(10月・土浦市)

日本三大花火大会の一つに数えられる、全国屈指の規模を誇る大会。全国の煙火師がその技術を競い合い、芸術的で迫力ある花火が秋の夜空を彩ります。

笠間の菊まつり(10月下旬~11月・笠間市)

笠間稲荷神社を中心に開催される、関東最大級の菊の祭典です。約10,000鉢の菊が境内に並び、色とりどりの花が参拝者を迎えます。菊人形や創作花壇も見どころです。

ひたち海浜公園 ネモフィラハーモニー(4月下旬~5月上旬・ひたちなか市)

みはらしの丘一面を青く染めるネモフィラの絶景が楽しめる春の風物詩。SNSでも話題となり、全国から観光客が訪れる人気イベントです。

石岡のおまつり(常陸國總社宮例大祭)(9月中旬・石岡市)

300年以上の歴史を誇る関東三大祭のひとつで、獅子舞や幌獅子、神輿などが勇壮に練り歩き、江戸時代の風情を今に伝えています。

地域ごとのユニークなイベント

大子町・袋田の滝ライトアップ(冬季)

日本三名瀑のひとつ「袋田の滝」が冬季にライトアップされ、氷瀑と光の幻想的なコラボレーションが楽しめます。寒さの中で見る氷の芸術は感動的です。

つくば霞ヶ浦りんりんロードサイクリングイベント

自転車で茨城の自然と風景を楽しむイベント。筑波山麓や霞ヶ浦湖畔を巡るコースが整備されており、初心者から上級者まで楽しめます。

茨城県の特徴的な文化や風習

納豆文化

茨城県、とくに水戸市は納豆の名産地。朝食や料理の材料としてだけでなく、納豆をテーマにしたグルメやイベントも開催されています。納豆の早食い競争などもあるユニークな催しも。

鹿島神宮の歴史と武道文化

鹿島神宮は日本有数の武道の神を祀る神社で、剣道・弓道・相撲など武道との関係が深い土地です。正月には弓始式などの儀式も執り行われます。

山車と幌獅子文化

茨城県では多くの祭りで山車(だし)幌獅子(ほろじし)が登場します。とくに石岡のおまつりや日立風流物(ひたちふうりゅうもの)など、独特な様式美と技術を今に伝えています。

茨城県の気温・天候

茨城県は太平洋側気候に属し、比較的温暖で四季の変化がはっきりしています。海岸部と内陸部では若干気候に違いがありますが、全体として穏やかな気候に恵まれています。以下では、春・梅雨・夏・秋・冬の各季節における気温や天候の特徴、そして雨や台風などの自然現象についてご紹介します。

春(3月〜5月)

気温と天候の特徴

3月はまだ寒さが残りますが、4月になると徐々に暖かくなり、5月には日中20度を超える日も多くなります。

平均気温:10〜18℃程度(5月には20℃を超えることも)

特徴:桜の開花や花の名所が見頃を迎える観光に適した季節。晴天が多く、爽やかな風が心地よい時期です。

おすすめの服装:

日中は長袖シャツやカーディガン、朝晩は上着があると安心です。

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

気温と天候の特徴

湿度が高く、曇りや雨の日が続きます。気温はすでに夏に近づき、蒸し暑さを感じ始める時期です。

平均気温:20〜25℃前後

特徴:一時的に激しい雨(局地的豪雨)や雷を伴う日もあります。カビや熱中症対策が必要な時期でもあります。

雨への備え:

折りたたみ傘やレインコートを持ち歩くと安心。防水の靴やバッグもおすすめです。

夏(7月下旬〜9月上旬)

気温と天候の特徴

猛暑日もあり、日中は非常に暑くなります。夜間でも気温が下がらず寝苦しいことがあります。

平均気温:25〜30℃以上(35℃を超える日も)

特徴:湿度が高く、熱中症に注意が必要。8月後半には台風が接近することもあります。

夏の注意点:

強い日差し・紫外線対策(帽子・サングラス・日焼け止め)が重要。水分補給をこまめに行いましょう。

秋(9月中旬〜11月)

気温と天候の特徴

残暑の9月を過ぎると、10月以降は過ごしやすい気温になり、紅葉の季節を迎えます。

平均気温:18〜25℃(11月は15℃以下になる日も)

特徴:天候が安定し、観光に最適なシーズン。特に筑波山など紅葉の名所が見頃になります。

おすすめの服装:

9月は夏服に薄手の上着、10月〜11月はセーターやジャケットが必要になります。

冬(12月〜2月)

気温と天候の特徴

晴天が多く乾燥した日が続きます。雪はあまり降りませんが、内陸では朝晩に氷点下になることも。

平均気温:0〜8℃程度(夜間は氷点下になることも)

特徴:風が強く、体感温度が下がる日が多いです。特に海沿いでは「筑波おろし」と呼ばれる北風が吹きつけます。

冬の装備:

防寒対策をしっかりと。コート、手袋、マフラーが必要です。

雨・台風・気象の特徴

年間の降水傾向

降水量は全国的に見て平均的で、梅雨と台風シーズン(6月〜9月)に雨が集中します。冬は乾燥しがちで、空気が冷たく乾いた日が多いです。

台風

茨城県は太平洋に面しているため、夏から秋にかけて台風が接近することがあります。特に8月・9月には警報級の暴風や大雨になることがあり、交通機関に影響が出ることもあります。

風の強さ

冬は「からっ風」と呼ばれる強い北風が吹くことがあり、体感温度が下がります。筑波山周辺や北関東平野部では特に風が強い日が続きます。

茨城県へのアクセス

茨城県は首都圏からのアクセスが良好で、鉄道・自動車・飛行機・高速バスなど多様な交通手段が整備されています。東京からの日帰り旅行も可能で、観光やビジネスにも便利な立地です。

鉄道でのアクセス

JR常磐線

上野駅から水戸駅・土浦駅方面へ直通運転されており、特急「ひたち」「ときわ」を利用すれば、水戸まで約1時間15分とスムーズです。

つくばエクスプレス(TX)

秋葉原駅からつくば駅まで最速約45分。都心から筑波山やつくば市周辺へのアクセスに便利です。

主な駅と観光地の例:

自動車でのアクセス

常磐自動車道・圏央道の利用

東京方面からは常磐自動車道を利用して、つくば・土浦・水戸方面へアクセスできます。圏央道を使えば、成田空港・埼玉方面からの横断もスムーズです。

所要時間の目安:

観光時の注意点:

観光地によっては公共交通機関よりもレンタカーや自家用車の方が便利な場合があります。特に農村部や海岸エリアなど。

飛行機でのアクセス(茨城空港)

茨城空港(小美玉市)

茨城県中南部に位置する地方空港で、国内外への路線があります。東京駅からは空港連絡バスで約2時間弱です。

就航路線の例:

茨城空港の特徴:

駐車場が無料で利用でき、LCC(格安航空会社)の利用で旅費を抑えやすいのが魅力です。

高速バス・路線バス

東京・新宿・羽田空港からの高速バス

つくば・水戸・日立方面へ各種の高速バスが運行されています。所要時間は約90分〜2時間30分程度で、乗り換えなしで行ける利便性が高いです。

成田・羽田空港連絡バス

主要都市(水戸・つくばなど)と空港を結ぶリムジンバスも運行されており、空港からのアクセスにも便利です。

主要なバス会社:

県内の移動手段

ローカル鉄道

茨城県内には以下のようなローカル線があります。

レンタカーやカーシェア

観光地の分散性が高いため、車での移動が便利な地域も多く、駅前でのレンタカー利用や、都市部でのカーシェアリングの利用が推奨されます。

茨城県の移動手段

茨城県は広い面積を持ち、都市部と自然豊かな地方が共存しています。観光地が点在しているため、移動手段をうまく選ぶことが旅行を快適にするポイントです。

鉄道での移動

JR常磐線

南の取手から北の日立・高萩・いわき方面まで茨城県を縦断する主軸の路線です。水戸、土浦、勝田など主要駅を経由し、多くの観光地へのアクセスに便利です。

つくばエクスプレス(TX)

つくば市周辺を訪れる際に便利です。つくば駅を起点に、つくばセンターや筑波山方面へのバス接続も良好です。

ローカル線(第三セクター等)

注意点:

ローカル線の本数は少ないため、事前に時刻表を確認して行動することをおすすめします。

バスでの移動

路線バス

主要駅から観光地(偕楽園、ひたち海浜公園、筑波山など)へのアクセスに利用されます。

主なバス会社:

観光路線バス・周遊バス

自動車での移動

レンタカー

公共交通機関の少ない地域や、時間に縛られずに観光を楽しみたい方におすすめです。主要駅前(水戸・つくば・勝田など)に複数のレンタカー会社があります。

カーシェア

都市部(つくば市、水戸市など)では、タイムズカー、TOYOTA SHAREなどのカーシェアリングサービスも利用可能です。

特徴:

アクセスが難しい海岸部や山間部(袋田の滝、花貫渓谷など)へもスムーズに移動できます。

自転車での移動

レンタサイクル

観光案内所や駅前などで自転車の貸し出しを行っている場所があります。

特に人気のあるエリア:

タクシー

駅前や観光地での利用

水戸、つくば、勝田などの主要駅前には常時タクシーが待機しています。バスの本数が少ない早朝・夜間や、ローカル観光地のアクセスに便利です。

観光タクシー

事前予約制で、ドライバーが観光ガイドを兼ねるサービスもあり、袋田の滝や筑波山、鹿島神宮などを効率よく巡ることができます

茨城県の観光コース

茨城県は太平洋に面し、歴史的建造物や自然景勝地が点在しています。さらに、周辺の栃木県・千葉県・福島県などと組み合わせた周遊旅行も人気です。ここでは、テーマ別におすすめの観光コースを紹介します。

1泊2日:水戸とひたちなかエリアを満喫コース

1日目:歴史と庭園を楽しむ水戸の旅

2日目:海辺の景色とグルメ

ポイント:

水戸駅を起点に、ひたちなか方面へは車または鹿島臨海鉄道で移動。

1泊2日:筑波山・つくば研究学園都市コース

1日目:自然と伝説の山・筑波山へ

2日目:科学と未来の街・つくばを探訪

ポイント:

つくばエクスプレス利用で都心からのアクセスも良好。登山後は筑波山温泉でのんびり。

2泊3日:茨城北部と福島・栃木をめぐる広域コース

1日目:大自然と歴史を感じる

2日目:那須エリアへ足を延ばす

3日目:帰路に千葉・成田方面へ

ポイント:

袋田の滝を起点に北へ福島・那須、東へ鹿島・香取へ広域移動が可能。車利用が便利。

日帰り:茨城県内のテーマ別観光モデル

花と自然を楽しむ日帰り旅

パワースポット巡り日帰り旅

茨城県