木内酒造
1823年創業、茨城県那珂市の老舗酒蔵
「常陸野ネストビール」を製造する木内酒造は、1823年に創業した茨城県那珂市にある老舗の酒蔵です。 日本酒造りから始まり、現在ではクラフトビールやウイスキーの製造も手がけています。
また、「常陸野ブルーイング」として東京都や茨城県内に複数のビアレストラン・ビールバーを展開し、 直営店ならではのこだわりの味を提供しています。
主なビールの種類
木内酒造が提供する代表的なビールをご紹介します。
アンバーエール(Amber Ale)
アメリカ発祥の褐色のビールで、モルトの豊かな味わいとホップの心地よい苦味が特徴です。
ヴァイツェン(Weizen)
ドイツ・バイエルン地方発祥のビールで、バナナのようなフルーティーな香りと軽い苦味を楽しめます。
ペールエール(Pale Ale)
イギリス生まれの淡色ビールで、アロマホップの香りが際立ちます。
ホワイトエール(White Ale)
ベルギー発祥の淡色でにごりのあるビール。ハーブの香りとオレンジの酸味が調和し、爽やかな後味を楽しめます。
スイートスタウト(Sweet Stout)
ロースト麦芽を使用した黒ビール。苦味と香ばしさのバランスが絶妙で、濃厚な味わいが魅力です。
レッドライス(Red Rice)
古代米である赤米と清酒用の大吟醸酵母を使用し、淡い薄紅色の美しいビールです。
常陸野ネストビールのこだわり
常陸野ネストビールは、長い歴史を持つ酒造業者が手がけることで、独自の品質を確立しています。 そのため、国内外のビールコンペティションで数々の賞を受賞しています。
また、ビール製造体験「マイビール作り」も提供しており、自分だけのオリジナルビールを醸造できるユニークな体験が可能です。
海外市場での成功
日本国内のクラフトビールは、海外のクラフトビールを参考にしながら日本向けに調整されることが一般的です。 しかし、常陸野ネストビールは最初から海外市場を意識し、「日本らしさ」を大切にした独自のビールづくりを追求してきました。
2019年の時点で、アメリカを中心に40か国以上に輸出されており、販売量の約50%が海外で消費されています。
木内酒造の歴史と新たな挑戦
木内酒造の概要
- 1823年に創業
- 1995年にビール製造を開始
- 2016年にウイスキー製造免許を取得
- 2019年に「常陸野ハイボール」を発売
- 2022年に法人組織および商号を変更
- 2022年夏に「日の丸ウイスキー」を発売
日の丸ウイスキー
2022年に発売された「日の丸ウイスキー」は、茨城県産の小麦を使用したウイスキーです。 その品質の高さは、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2022で金賞を受賞するほどの評価を得ています。
まとめ
常陸野ネストビールは、木内酒造が長年培ってきた醸造技術を生かし、国内外で高い評価を受けているクラフトビールです。 さまざまな種類のビールが揃っているため、ビール好きの方はもちろん、初心者の方でも楽しめる一本が見つかるでしょう。
また、木内酒造はウイスキー製造にも力を入れており、「日の丸ウイスキー」をはじめとする新たな挑戦にも注目が集まっています。
ぜひ、常陸野ネストビールや木内酒造のウイスキーを味わいながら、その奥深い魅力を体感してみてください。
- 1823年に創業されました。
- 1995年にビールの製造を開始しました。
- 2016年にはウイスキー製造免許を取得しました。
- 2019年には「常陸野ハイボール」を発売しました。
- 2022年には法人組織と商号を変更し、また夏には「日の丸ウイスキー」を発売しました。
日の丸ウイスキー:
2022年に発売されたウイスキーです。茨城県産の小麦などを原料に使用しており、その品質は東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2022で金賞を受賞しました。