奥久慈ゆばの楽しみ方
奥久慈ゆばは、さまざまな料理で楽しむことができます。生の風味を堪能できる「さしみゆば」、地元の食材を巻いた「太巻きゆば」、香ばしく揚げた「揚げゆば」など、どれも奥久慈ならではの味わいです。家庭でも手軽に楽しめる「乾燥ゆば」は、お土産としても人気があり、砂糖や醤油、みりんで短時間煮るだけで、本格的なゆば料理を味わうことができます。
奥久慈ゆばの里 〜伝統の味を楽しむ〜
「奥久慈ゆばの里」では、新鮮な豆腐や玉ゆば、豆乳などを製造・販売しており、季節の贈り物や地元の特産品も取り揃えています。試食も行っており、ゆばや豆乳、お豆腐を気軽に味わうことができます。
工場見学とゆば引き上げ体験
工場見学も可能で、ゆば作りの様子を見学したり、実際にゆばを引き上げる体験をすることができます。奥久慈の清らかな水と良質な大豆を使用したゆばが、どのように作られるのかを間近で学べる貴重な機会です。
レストラン「豆仙」で味わうゆば料理
併設されたレストラン「豆仙」では、ヘルシーで上品なゆば料理を楽しむことができます。自社工場で作られた豆腐やゆば、豆乳を使用したこだわりのメニューが並び、地元産の野菜や奥久慈シャモなど、新鮮な食材とともに提供されます。袋田の滝から車で約15分とアクセスも良く、観光の途中で立ち寄るのに最適なスポットです。
「ゆばの里豆仙」 〜奥久慈の恵みを味わう〜
奥久慈大子の山と川に囲まれた豊かな自然の中にある「ゆばの里豆仙」は、ゆばや豆腐を製造する自社工場が隣接したお食事処です。地元特産のこんにゃくをはじめ、奥久慈ならではの食材を活かした季節料理が楽しめます。
名物「ゆば御膳」
「ゆばの里豆仙」の人気メニューは、やはりゆば料理。その中でも特におすすめなのが、一日限定10食の「ゆば御膳」です。見た目にも美しく、ヘルシーな料理が並びます。さらに、全ての料理には出来たての「よせ豆腐」が付き、なんと無料でおかわり自由! 自社工場に隣接しているからこそ実現できる、嬉しいサービスです。
こだわりの原材料
厳選された大豆と水
「ゆばの里豆仙」で使用する大豆は、県内の契約農家が丹精込めて栽培した品種「タチナガハ」です。また、使用する水は、茨城の名峰・八溝山系の地下水を汲み上げたもの。さらに、にがりには伊豆大島のきれいな海から採取した「海水にがり」を使用しています。
こだわりのコシヒカリ
提供するお米は全て、自社農園で栽培した「コシヒカリ」。奥久慈の大自然の中で育ったお米は、ゆば料理との相性も抜群です。
お土産・体験・工場見学
できたての豆腐やゆばをお持ち帰り
「奥久慈ゆばの里」では、できたての豆腐や玉ゆば、豆乳などを販売しており、お土産や贈り物としても喜ばれています。乾燥ゆばやこんにゃく、豆腐スイーツなど、奥久慈ならではの商品も充実しています。
ゆばの引き上げ体験
工場では、見学だけでなく、実際にゆばを作る「ゆばの引き上げ体験」も可能です(要予約)。職人の指導のもと、手作りのゆばに挑戦できる貴重な体験です。
奥久慈ゆばの歴史
「ゆばの里グループ」を運営する三宝産業(株)は、昭和52年に創業。当初は豆腐とこんにゃくを製造する会社でしたが、大子町の町おこし事業「七福神巡り」に合わせて精進料理を作ろうと、社長がゆばの研究を開始しました。
ゆばの技術を学び、伝統を継承
当時、茨城県にはゆば作りの技術を持つ店がなかったため、社長自ら日光や京都などのゆばの名産地を訪れ、伝統の技術を学びました。その成果が実り、平成4年には「ゆばの里豆仙」をオープン。奥久慈の美味しい水と茨城県産大豆を使用したこだわりの「奥久慈大子ゆば」が誕生しました。
隣接する売店も充実
隣接する売店では、できたての豆腐やゆばはもちろん、ゆばアイスやこんにゃくなどの特産品も購入できます。また、ガラス越しに工場見学ができるほか、予約すればゆばの引き上げ体験も可能です。
まとめ
奥久慈の自然が育んだ「奥久慈大子ゆば」は、豊かな味わいとヘルシーな魅力を持つ伝統の食材です。観光で訪れた際には、ぜひ「ゆばの里豆仙」で奥久慈ゆばを味わい、ゆば作りの歴史やこだわりに触れてみてください。お土産として持ち帰り、ご家庭でも本格的なゆば料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。