植物園の魅力
茨城県植物園は、植物の知識を学べる憩いの場として1981年(昭和56年)に開園しました。約600種、約5万本の植物が四季折々に訪れる人々の目を楽しませています。園内には以下のような多彩なエリアがあり、それぞれが特有の魅力を持っています。
現在の状況
茨城県植物園は、リニューアルに伴い、新たな施設の整備などを行うため、一時的に休園しています。リニューアル後には、さらに魅力的な施設となり、皆様により多くの楽しみを提供できることを目指しています。
沈床園
噴水や花壇がある沈床園は、美しい景観を楽しむことができるエリアです。
岩石園
回遊式庭園の岩石園では、多様な植物が配置された景色を散策できます。
植物造形園
様々な動物をかたどった植物造形園は、ユニークな植物アートが楽しめる場所です。
カエデ園・バラ園・ツバキ園
茨城県植物園には、カエデ園、バラ園、ツバキ園などの専門的な園もあり、多種多様な植物を見ることができます。また、広々とした芝生広場もあり、気軽に休むことができる人気スポットです。
熱帯植物館
茨城県植物園内には、東南アジアの熱帯・亜熱帯に生息する約240種、約23,000本の植物を集めた熱帯植物館があります。ここでは、四季を通して観察し学習することができます。
現在の状況
熱帯植物館は、リニューアルに伴い、新たな施設の整備などを行うため、一時的に休園しています。リニューアル後には、さらに魅力的な施設となり、皆様により多くの楽しみを提供できることを目指しています。
ゾーン分けと展示
館内は畑地、沼地、ジャングル、丘陵地ゾーンに区分され、バナナやパパイアなどの果樹、カジュマルやアコウなどの熱帯樹木を見ることができます。展望室からの眺望や映像室での熱帯雨林の画像も楽しめます。
県民の森
茨城県植物園内の「県民の森」は、緑を通じて心のふれあいを広めるために造られました。自然林の中を散策しながら、四季折々の草花や小鳥のさえずりを楽しむことができます。
豊富な植物と野鳥
このエリアにはコナラ、カシ類、キンランなど約360種類の樹木や山野草が自生し、季節によりキジ、アカゲラなど約90種の野鳥を見ることができます。
きのこ博士館
きのこ博士館は、きのこや山菜、うるし、竹などの種類や形態、人との係わり、森林の役割までを楽しみながら学べる施設です。平成10年に開館し、幻想的な雰囲気の中で8つの展示室を通じて学ぶことができます。
展示内容
映像、グラフィックスや模型が展示されているほか、エントランスホールには特用林産物の実物も展示されています。休憩コーナーも設けられています。
鳥獣センター
鳥獣センターは、傷ついたり弱ったりして保護された野生の鳥や動物を、元気になったら自然に帰すことを目的とした施設です。また、鳥獣に対する知識を深め、自然を愛する豊かな心を育む活動も行っています。
森のカルチャーセンター
森のカルチャーセンターは、木の素晴らしさを理解し、木造建築物の普及・促進を図るために平成2年に開館しました。建物は「森の中で羽を休めている鳥」をイメージして設計され、すべて県内の木材を使用しています。
展示コーナー
森林、林業、野生鳥獣、木製玩具などの展示コーナーを通じて、木のぬくもりや自然の大切さを学ぶことができます。