メニュー
月待の滝 もみじ苑のメニューは、奥久慈産の玄ソバを使用し、水車で動かす石臼で自家製粉し、深井戸の地下水で打ったもりそばや、ソバの実の甘皮を含んだコシの強い太切そばです。香り高い本格的な常陸秋そばを堪能しながら、自家焙煎のコーヒーを楽しむことができます。
また、5月から9月中旬までの期間限定で提供される流しそうめんの食べ放題も大人気です。夏場には、月待の滝の天然氷を使用したかき氷「なごり雪」もおすすめの一品となっています。
もみじ苑の歴史
昭和59年に喫茶店からスタートしたもみじ苑は、裏見の滝「月待の滝」を見ながら、自家製粉のこだわり蕎麦と自家焙煎のコーヒーを楽しめるお店として親しまれています。都会の喧騒を離れ、奥久慈の山々に囲まれた滝を眺めながら、非日常の贅沢なひとときを過ごすことができます。
月待の滝
月待の滝は、茨城県久慈郡大子町に位置する美しい滝で、高さ17メートル、幅12メートルを誇ります。この滝は久慈川の支流である大生瀬川にかかっており、滝の裏側に入り込むことができることから「くぐり滝」や「裏見の滝」とも呼ばれています。1997年にはテレビドラマ『ガラスの仮面』の舞台となり、その美しさが全国に知られることとなりました。
この滝は、季節ごとに異なる表情を見せ、特に冬には美しい氷瀑が形成されることでも有名です。普段は二筋の夫婦滝ですが、水量が増すと中段の受皿から子滝が現れ、親子滝となります。このような珍しい形状から、訪れるたびに異なる景観を楽しむことができます。
二十三夜尊信仰
月待の滝は、古くから二十三夜尊の信仰の地として知られています。ここでは、二十三夜の月(月齢22.5の下弦の月)が出るのを滝の内側で待ち、安産などを祈願する『二十三夜待(二十三夜講)』が行われてきました。「月待の滝」という名前は、この信仰に由来しています。
四季折々の美しさ
月待の滝は四季折々の美しさを楽しむことができるスポットです。紅葉の時期には沿道に植えられたもみじが美しく色づき、滝とのコントラストが見事です。例年、紅葉の見頃は10月下旬から11月下旬で、落ち葉が作る“モミジの絨毯”も風情があります。冬には滝が凍結し、美しい氷瀑が形成されます。また、夏には子どもたちが水遊びを楽しむ姿も見られます。
滝の裏側に入ることができるパワースポット
月待の滝は、マイナスイオンをたっぷりと浴びることができる水辺のパワースポットとしても人気です。滝の裏側に回り込むことができるため、濡れることなく滝を裏側から見ることができます。この独特の体験は全国的にも珍しく、訪れる人々に癒しを提供しています。
アクセス情報
もみじ苑へのアクセスは、茨城県久慈郡大子町に位置しており、車でのアクセスが便利です。周辺には駐車場も完備されており、安心して訪れることができます。また、公共交通機関を利用する場合は、大子駅からのバスやタクシーを利用すると良いでしょう。
奥久慈の美しい自然と、心温まるもみじ苑のもてなしをぜひお楽しみください。