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大子おやき学校

(だいご がっこう)

懐かしさを感じる学校で味わう素朴なおやき

茨城県大子町にある「大子おやき学校」は、明治時代に建てられた旧小学校をリノベーションした、どこか懐かしさを感じる観光・体験施設です。ここでは、素朴ながらも奥深い味わいの「大子おやき」作り体験や、地元の食材を使った食事を楽しむことができます。

趣のある木造の建屋に入ると、教室を再現した休憩スペースやレトロな学校備品が温かく出迎えてくれます。施設内では、おやきの販売やおやき作り体験、土日祝日にはカフェ「茶イム」にて懐かしい学校給食セットやランチプレート、スイーツなどを楽しめます。

施設の魅力

懐かしい風景と温かい空間

踏み入れた瞬間から過去へタイムスリップしたような感覚が味わえる木造校舎。明治7年創設の旧槙野地小学校が「大子おやき学校」へと生まれ変わりました。ここでは、昔懐かしい風景とともに、ふるさとの味「おやき」を楽しむことができます。

おやき作り体験

大子おやき学校では、おやき作り体験を提供しています。おやきの餡を生地で包んだ後、小豆エキスで自由にお絵描きをし、焼き上げて完成です。つくる楽しさと焼きたてを味わう喜びを満喫できます。体験は1名から受付可能です。

地域の農産品と工芸品

施設内には地元の農産品や手作り工芸品を販売するコーナーもあり、新鮮な野菜や果物、手作りの加工品を購入することができます。地元の味覚と文化を楽しむことができる場となっています。

おすすめ商品とメニュー

おやきの種類

「大子おやき」は、地元の農産物を具材にした素朴でヘルシーなおやきです。以下の種類があります:

茶イムのメニュー

2022年11月にリニューアルオープンしたカフェ「茶イム」では、昭和の学校給食セットや揚げパン、ランチプレート、スイーツなどを提供しています。特に人気のメニューは以下の通りです:

歴史と背景

槙野地小学校の歴史

槙野地小学校は、明治7年5月20日に創立され、その後さまざまな変遷を経て地域の中心的な教育施設としての役割を果たしてきました。しかし、平成8年に児童数の減少により閉校し、その後「大子おやき学校」として再出発しました。

国登録有形文化財

現校舎は昭和25年に竣工され、昭和36年には増築が行われました。床板や竿縁天井、漆喰壁などの当初の仕様が残っており、建物全体が国登録有形文化財として保存されています。

再スタートと未来への展望

再スタート

令和3年9月に大子おやき学校組合での運営が終了し、新たに大子町振興公社が管理を引き継ぎました。施設のリノベーションが行われ、カフェ「茶イム」がオープンしました。

未来への展望

今後はキャンプ場の開設など、多機能な観光スポットとしての発展を目指しています。地域の伝統と文化を大切にしながら、新しい魅力を発信し続けることで、多くの人々に愛される施設を目指しています。

Information

名称
大子おやき学校
(だいご がっこう)

日立・高萩・奥久慈

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