かみね動物園の魅力
園内では、ゾウ、キリン、ライオン、トラ、エゾヒグマ、カピバラ、プレーリードッグ、鳥類など、幅広い種類の動物を楽しむことができます。特に毎日行われる「おやつタイム」や、放し飼いのリスザルとの触れ合いが人気です。また、ウサギやモルモットと触れ合ったり、ゾウやキリンに餌を与えることもできます。
子供動物園
子供動物園ではウサギやモルモットと触れ合うことができ、ゾウ舎では「ふれあいエサやり体験」も人気です。さらに「はちゅウるい館」では約40種類の爬虫類を間近で観察することができ、猛獣舎「がおーこく」も多くの来園者に愛されています。
エレファントカフェ
ゾウ舎の近くには「エレファントカフェ」というレストランもあり、常陸牛のパティや茨城県産レンコンの輪切りを使った「かみねバーガー」が評判です。
最新の施設と展示
近年、動物園内ではタワーの間に木材やロープの橋を渡したチンパンジー舎やサル舎が新築され、サル目の行動展示に力を入れています。また、ペンギン舎は池の水面を目線の高さにすることで、間近にペンギンが泳ぐ姿を見られるよう工夫されています。
飼育動物
- アジアゾウ
- アミメキリン
- カバ
- クロサイ
- ライオン
- ベンガルトラ
- ジャガー
- エゾヒグマ
- ニホンツキノワグマ
- レッサーパンダ
- アライグマ
- コツメカワウソ
- マンドリル
- ワオキツネザル
- ニホンザル
- チンパンジー
- リスザル
- アフリカタテガミヤマアラシ
- マーラ
- カピバラ
- アカカンガルー
- アメリカビーバー
- フンボルトペンギン
- チリーフラミンゴ
- ニジキジ
- タンチョウ
- ウミウ
- ワライカワセミ
- ミナミワシミミズク
- オオタカ
- ケヅメリクガメ
- ボールニシキヘビ
かみね動物園の沿革
1950年代
- 1956年4月:日立市神峰公園(現在の「かみね公園」)が都市公園法の適用を受け、動物園の整備を開始。ニホンザルやツキノワグマの飼育が始まりました。
- 1957年6月5日:神峰動物園として開園。開園当時は4種7点の動物で、入園料は無料でした。
- 1958年:インドゾウ「みね子」の飼育開始を機に有料化されました。
1960年代から1980年代
- 1969年:北園開園。キリンやカバなどの大型動物やフラミンゴの飼育が始まりました。
- 1971年:日立市かみね動物園に改称。
- 1980年:カバの双子が世界で初めて誕生。爬虫類舎が完成。
- 1983年:国内で初めてヒムネバトの繁殖に成功。
1990年代から2000年代
- 1993年:かみね動物資料館が完成。世界最高齢のラマ「シーナ」(27歳)が死亡。
- 1997年:入園者が1400万人を達成。
- 2004年:経営改善策として、年末年始を除き無休となる。
- 2007年:開園50周年を記念して、シンボルキャラクターが「かみねっちょ」に定まる。
- 2008年:新チンパンジー舎が完成。
- 2009年:新動物園管理事務所「ふれあいプラザかみね」、ゾウの屋外グラウンドが完成。
2010年代以降
- 2011年:旧アザラシ舎をペンギン舎に改装。東日本大震災で旧ペンギン舎が倒壊。被災者のため震災後1ヶ月間無料開放。新サル舎「サルの楽園」が完成。
- 2012年:新クマ舎「クマのすみか」が完成。
- 2017年:国内最高齢のカバ「バシャン」が死亡(推定54歳)。
- 2018年:爬虫類と日立市の鳥ウミウを展示する「はちゅウるい館」が開館。けものフレンズとコラボレーション。
- 2020年:新ニホンザル舎「ニホンザルのひろば」が完成。
- 2021年:新レッサーパンダ舎「レッサーパンダの竹林」が完成。
- 2022年:新猛獣舎「がおーこく」が完成。
- 2023年:新ビーバー舎「アメリカビーバーのダム」が完成。
かみね動物園の開園時間
日立市かみね動物園の開園時間は毎日午前9時から午後5時までです。年中無休で、訪れるすべての人々に楽しい時間を提供しています。
まとめ
日立市かみね動物園は、その豊富な動物種と充実した施設で、訪れるすべての人々に感動と楽しさを提供しています。動物との触れ合いや多彩なアトラクションを楽しみながら、太平洋の美しい景色を堪能できるこの動物園を、ぜひ訪れてみてください。