施設の概要と歴史
道の駅さとみは、茨城県内でも古くからある道の駅の一つで、常陸太田市から福島県へと続く国道349号線沿いの旧里美地区に位置しています。こののどかな山あいの道の駅は、バイクツーリング愛好家の御用達スポットとして知られており、最近では竜神大吊橋へ向かうルートの途中休憩地点としても多くの人々に利用されています。
1991年(平成3年)にブルガリア人美術家のクリストによる「アンブレラ・プロジェクト」が旧里美村で行われたことにちなみ、傘をデザインコンセプトにした施設や街灯が特徴です。
施設とアトラクション
レストラン
道の駅さとみのレストランは、傘をモチーフにした高い天井と開放的な空間が特徴です。窓からは清流「里川」とのどかな山村風景を望むことができ、食事と共に美しい景色も楽しめます。特におすすめは常陸太田産の地粉で打った蕎麦で、その新鮮な風味は訪れる人々を魅了します。
自家製麺とデザート
レストランでは、自家製のうどんや蕎麦を提供しています。風味豊かな麺は、多くのファンに愛されています。特に自家製のツユが麺の甘味を引き立て、一層の美味しさを引き出しています。また、デザートにはジェラートがおすすめで、バニラ・フレッシュミルク・抹茶の3種の味が楽しめます。旅の疲れを癒すさっぱりとした味わいが好評です。
ソフトクリーム
道の駅さとみの屋外にはソフトクリームの販売所があります。山間風景を望みながら味わうソフトクリームは格別で、多くの人々が訪れます。
直売所
道の駅さとみの直売所では、地元農家が作った安心・安全な野菜や果物、漬物などの加工品を販売しています。特に風味の良い自家製麺のそば・うどんや、地域の高齢グループが作る漬物が人気です。また、里美地区のおいしい水にこだわった「里美珈琲」もおすすめの一品です。季節ごとの「旬」の商品が提供され、訪れるお客様に地元の農家さんを身近に感じていただけるような直売所となっています。
お土産に喜ばれる商品
里美地区特産の「打ちたて生麺」や「たまり漬」は、お土産に喜ばれる商品です。特に道の駅さとみ限定の「生そば」や「生うどん」は、多くの人々から配送を希望されるほどの人気商品です。
地域の味わい
道の駅さとみでは、市内生産者による加工品も販売されています。例えば、水府地区に残る昔ながらの「凍みこんにゃく」や、素朴で優しい味わいの田舎みそや漬物があります。これらの品は日持ちが良く、他の地域にはない珍しさから手土産にも重宝されています。
東屋
施設の北側には東屋が設置されています。この東屋も「アンブレラ・プロジェクト」にちなみ、傘の形をしています。山間風景を望みながら、傘の下で運転の疲れを癒すことができます。
まとめ
道の駅さとみは、美しい自然と地域の特産品を楽しむことができる魅力的なスポットです。施設内にはレストランや直売所、東屋が整っており、訪れる際には、ぜひ自家製麺や地元の特産品を味わってみてください。