ガーデンパークシェルの由来
「ガーデンパークシェル」という名称は、貝塚忠三郎商店の「貝塚」の「貝」に由来し、英語で「シェル」と訳されます。この名前は、商店と庭園が調和する場所を象徴しています。ガーデンパークシェルは、2008年8月にオープンし、以来、地域の人々や観光客に愛される場所として親しまれています。
英国式庭園:バラと宿根草が彩る癒しの空間
ガーデンパークシェルの敷地内には、3300㎡の英国式庭園が広がっており、ここでは200種を超える宿根草や多彩なバラが育てられています。庭園は四季折々の姿を見せ、特に5月には数十種類のバラが鮮やかに咲き誇り、訪れる人々を魅了します。庭園は無料で見学でき、散策を楽しみながら自然の美しさを堪能できます。
ガーデンシェッド
ガーデンパークシェルには、設計から基礎工事、棟上げ、外構、内装まで全てが手作りで仕上げられた「ガーデンシェッド」と呼ばれる小屋があります。この手作りの小屋は、温かみのある雰囲気を醸し出し、庭園の風景に溶け込んでいます。小屋ではリラックスした時間を過ごすことができます。
貝塚忠三郎商店:百年以上続く佃煮の伝統
貝塚忠三郎商店は、1910年(明治43年)に創業した老舗の佃煮店であり、百年以上にわたる歴史と伝統を誇ります。良質な材料を新鮮なうちに丹念に炊き上げる製法で、多くの人々に親しまれています。佃煮の種類も豊富で、昆布やクルミを使ったものなど、さまざまな味わいが楽しめます。製造直売を行っているため、できたての佃煮を楽しめるのも魅力の一つです。
霞ヶ浦の恵みを活かした佃煮
貝塚忠三郎商店の工場は霞ヶ浦の近くに位置しており、ここで獲れる魚やエビなどを使った佃煮や煮干が作られています。特に「しらうお佃煮」は、契約漁師によって霞ヶ浦で水揚げされたシラウオを使い、素材の味を活かした自然な美味しさが特徴です。あめ色に輝く佃煮は、しょうゆの香りと甘じょっぱい味わいが口いっぱいに広がり、ほどよい歯ごたえが楽しめます。
特選佃煮:伝統の味が光る逸品
貝塚忠三郎商店では、長い歴史の中で培われた技術と伝統を受け継ぎながら、新しい味わいを追求しています。看板商品である「わかさぎ甘露煮」は、2009年に農林水産大臣賞を受賞するなど、その品質と味わいが高く評価されています。また、海老甘煮やわかさぎ佃煮(飴煮)など、手作りならではのこだわりが詰まった特選佃煮が取り揃えられています。