あゆみ庵:数寄屋造りの茶室
「あゆみ庵」は、この日本庭園内にある数寄屋造りの建物です。茶室と座敷広間を備えたこの場所では、ボランティアグループによる抹茶のおもてなしが行われており、落ち着いた雰囲気の中で、日本の伝統的な茶文化を体験することができます。四季折々の庭園の風景を楽しみながら、一息つける場所として、多くの人々に親しまれています。
民家園:江戸時代の民家
「民家園」は、江戸時代に建てられた母屋と板倉が移築されて再現されたエリアです。茅葺き屋根や曲がり屋など、当時の民家の特徴が忠実に再現されており、日本の歴史と建築文化を学ぶ場として貴重な存在です。これらの建物は、当時の生活様式や建築技術を現代に伝える重要な文化財となっています。
江戸時代中期の母屋
この母屋は、江戸時代中期に建てられたもので、特徴的な茅葺き屋根が印象的です。移築されたこの建物は、当時の生活空間を再現しており、訪れる人々は歴史の息吹を感じることができます。
江戸時代末期の板倉
民家園には、江戸時代末期の板倉も移築されており、倉庫として利用されていたこの建物もまた、当時の建築技術を伝える貴重な遺産です。板倉の堅牢な構造は、昔の人々の知恵と工夫が詰まっており、歴史的な価値が高いとされています。
歩崎公園:自然と歴史が織りなす景勝地
歩崎公園は、霞ヶ浦を望む水郷筑波国定公園の中でも有数の景勝地として知られています。展望台から見渡す三叉沖の眺めは絶景で、茨城百景や茨城の自然100選のひとつに数えられています。
公園内の充実した施設
公園内には、郷土資料館、水族館、あゆみ庵、民家園をはじめ、台地には森林公園が、湖岸には園地が整備されています。これらの施設は、自然の美しさと歴史的な価値を楽しむことができる場所として、多くの観光客に愛されています。また、観光帆引き船やサイクリングイベントなども行われ、アクティブな楽しみ方も提供されています。
霞ヶ浦を一望する絶景スポット
霞ヶ浦は、日本第2位の湖面面積を誇り、その広大な湖面を一望できる歩崎公園は、風光明媚なスポットとして多くの人々に親しまれています。湖面を渡るさわやかな風に吹かれながら、歴史と自然に包まれた散策を楽しむことができます。