こだますいかの特徴
糖度12~13度の高い甘みと、皮の薄さが特徴です。皮の際までおいしく食べられることや、冷蔵庫に丸ごと入る手頃なサイズも人気の理由の一つです。
旬の時期
3月~6月の間が旬で、特に4月下旬~6月にかけては、暑さを感じ始める季節にぴったりの果物です。
美味しい食べ方
こだますいかはメロンとは異なり、収穫後に追熟することはありません。そのため、完熟状態で収穫されます。購入後はすぐに冷蔵庫に入れ、新鮮なうちに召し上がってください。
茨城県のすいかのすごさ
全国有数の産地
茨城県の筑西市や桜川市周辺は、冬季の夜温が低く日照時間が長いため、すいか栽培に適した環境が整っています。そのため、こだますいかの全国有数の産地となっています。
糖度12度以上の甘さ
JA北つくば「こだま西瓜部会」には約180名以上の生産者が所属し、情報や技術を共有することでブランド力を高めています。畑ごとの土壌検査を行い、有機質中心の肥料を使用しながら、品質の高いスイカを生産しています。
また、出荷前にはJA担当者による試し割りが行われ、食味や糖度の検査を畑ごとに実施。この検査で糖度が12度以上などの基準をクリアしたものだけが、地域ブランド「紅の誘惑」として市場に出荷されます。
黒こだますいか
見た目もインパクト大!
黒こだますいかは、外皮が真っ黒で高級感あふれる見た目が特徴のこだますいかの品種のひとつです。例年7月上旬に出荷のピークを迎えます。全国的にも生産量が少なく、贈り物としても喜ばれる希少な品種です。
すいかを食べて健康に
栄養の宝庫
すいかは美味しいだけでなく、健康にも良い果物です。食後のデザートやおやつとして、毎日200g食べることで、さまざまな栄養素を効率よく摂取できます。
活性酸素の除去
すいかにはリコピンが豊富に含まれており、トマトよりも多いことが特徴です。リコピンは活性酸素を除去する働きがあり、美肌を維持するのに役立ちます。
新陳代謝を促進
βカロテンは体内でビタミンAに変換され、新陳代謝を促し、肌の老化や白内障の予防に効果があるとされています。
血流改善とむくみ防止
すいかに含まれるシトルリンは、血流を改善し、手足のむくみを軽減する効果が期待できます。シトルリンは他の果物にはほとんど含まれない、珍しい成分です。
美白と保湿効果
すいかにはメラニン色素の生成を抑える美白効果があり、また、コラーゲン線維の合成を助けることで、皮膚の弾力性を保つ効果も期待できます。さらに、しわの予防や保湿効果にも優れています。
高血圧・骨粗しょう症予防
すいかに含まれる成分は、高血圧などの循環器疾患の予防に効果的です。また、カルシウムの骨への蓄積を促進し、特に女性に多い骨粗しょう症の予防にも役立つことが分かっています。