地上60mからの絶景
大洗のシンボルとしての役割
大洗マリンタワーは、地上約60メートルの高さから大洗の街並みや太平洋を一望できる展望台です。タワーの3階にある展望室からは、360度の大パノラマが広がり、晴れた日には富士山や日光・那須連山、筑波山まで見渡すことができます。この大パノラマは、訪れる人々にとって忘れられない体験となるでしょう。
1階エントランスホール
タワーの1階にはエントランスホールがあり、観光情報コーナーやシアター、売店などが設置されています。ここでは、茨城県内のさまざまな観光情報を得ることができ、気軽に立ち寄れるスペースとなっています。
3階展望室の魅力
タワーの3階、地上55メートルの高さに位置する展望室からは、360度の絶景を楽しむことができます。展望室からの眺望は圧巻で、特に冬の澄んだ日には遠く富士山までも見渡すことができるため、多くの観光客が訪れます。また、タワー内には「さんふらわあ」関連グッズも販売されており、訪れた際にはお土産としてぜひお求めください。
特色ある施設とイベント
ルミライトアート「ドルフィンファンタジー」
大洗マリンタワーの3階には、ルミライトアート壁画「ドルフィンファンタジー」が展示されています。このアート作品は、美しいイルカが描かれた幻想的な壁画で、訪れた人々に海の魅力を感じさせます。タワーを訪れた際には、このアート作品もぜひご覧ください。
全長7メートルの「特大カジキ」モニュメント
大洗マリンタワーの前には、全長7メートルの「特大カジキ」モニュメントが設置されています。毎年8月に開催される『茨城ビルフィッシュトーナメント』では、200kgクラスのカジキが釣り上げられます。このモニュメントは、大洗沖がカジキ釣りの好漁場であることを象徴しています。平成20年の大会では、2日間で124本のカジキが釣り上げられ、その迫力ある姿が来場者を魅了しました。
ガルパン喫茶 Panzer Vor
アニメファン必見のカフェ
高さ50メートルの場所にあるタワーの2階には、『ガールズ&パンツァー』をモチーフとしたカフェ「ガルパン喫茶 Panzer Vor」があります。このカフェはアニメ会社公認の施設で、太平洋や大洗の街並みを一望できる絶好のロケーションにあります。店内には作中で使用されたクッションやマスコットキャラのイラストが壁紙に描かれており、ガルパンファンにとっては見逃せないスポットとなっています。
細部にこだわった内装
「ガルパン喫茶 Panzer Vor」では、映画『戦略大作戦』をイメージした石造りのベンチや柱が配置されており、店内の至るところに細かいこだわりが見られます。アニメの世界観を再現したこのカフェは、ファンの皆さまにとって、特別なひとときを提供することでしょう。
大洗マリンタワーの歴史
開業から現在までの歩み
大洗マリンタワーは、1988年(昭和63年)10月18日に開業しました。開業以来、地元のシンボルとして多くの人々に親しまれてきましたが、2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災では津波によって1階が被災し、しばらくの間休業を余儀なくされました。その後、4月16日に営業を再開し、地域の復興とともに再び多くの観光客を迎え入れることとなりました。
館内施設とサービス
1階エントランスホール
大洗マリンタワーの1階エントランスホールには、観光情報コーナーやマリンシアター、売店が設置されています。観光情報コーナーでは茨城県内の観光スポットについての情報を得ることができ、売店では地元の特産品やお土産を購入することができます。マリンシアターでは、地域の魅力を紹介する映像が上映されており、訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。
2階ガルパン喫茶 Panzer Vor
2階には、アニメ『ガールズ&パンツァー』をテーマにしたカフェ「ガルパン喫茶 Panzer Vor」があります。このカフェは、タワーからの美しい景色を楽しみながら、アニメの世界観に浸ることができる特別な場所です。アニメファンのみならず、観光客にも人気のスポットとなっています。
3階展望室
タワーの最上階、3階の展望室からは、大洗港や大洗の街並み、そして太平洋の雄大な風景を一望できます。天気が良ければ、富士山や日光、那須方面まで見渡すことができ、その絶景は訪れた人々に感動を与えます。展望室は入館料が必要ですが、その価値が十分にある眺望を楽しむことができます。
大洗マリンタワーは、その歴史とともに地域のランドマークとして親しまれており、訪れる人々に多くの魅力を提供しています。展望室からの絶景や、特色ある施設、そしてイベントが豊富に開催される広場など、大洗マリンタワーは訪れる価値のあるスポットです。