茨城県の那珂川沿いにある城里町の伝統野菜”レッドポアロー”は、一般的なねぎでは白い部分が、鮮やかな赤紫色になっているのが最大の特徴。この色は「アントシアニン」という成分の色素で、抗酸化効果があるポリフェノールの一種だという。生でも緑の葉まで食べられるほどの柔らかさを持つ”レッドポアロー”は、そのまま使ってサラダの味わいや彩りとして活躍するだけでなく、火を通すと、とろけるような食感と強い甘みが出るので、すき焼きやシチュー、鍋などにしてもおいしく食べられる。「レッドポワロー」は洒落た名前ですが、フランス語でネギ(poireau)と赤(red)の造語です。
旬 10月 11月 12月 1月 2月